北山宏光

あした君がいなきゃ困る

階段を踏み外したかのように北山くんに転がり落ちてから、あっという間に1年以上が経った。あれは8月末のことだったと思うので、31歳の誕生日の頃は既に「わたしはきっと暫くの間北山くんとキスマイのことを好きでいるのだろうな」というある種の諦めと、経…